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くるり「Now and 弦」

感想文

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渋谷は豪雨。

先日、渋谷ではじめて「くるり」のライブを見た。全席指定の、弦という題目にあるとおり、指揮者もいて、オーケストラというかアンサンブルというか、ライブというかコンサートといったほうが正しいような、そんなライブだった。

おれが昔、女子高生がバンドを組むアニメよりもはるか昔のことだ、バンドのまねごとをしていたとき、たまに入っていた地元のスタジオで「くるり」がレコーディングをしたということを聞いたことが「くるり」を聴き始めたきっかけになるのだが。おれは唄う岸田を見て、あれから12年も経ったか、と思った。

セットリストの中ごろ、そしてアンコールで演奏した「ブレーメン」はとてもよかった。さすがオーケストラという感じで、会場だけでなくおれも立って拍手をするような、とても素晴らしい出来だった。おれの気持ちも、離れてしばらく経つ、あのスタジオがあった故郷目指して飛んでいけばいい、と思った。

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まあ、心残りといえば、「ばらの花」と「東京」をやらなかったことか。思い入れのある曲だし、有名な曲なのでやるかな? と期待していたのだが。

「ばらの花」に関しては特にそうだ。あの話は半分本当だったんだぜ。もうすでに京都の女はとっくに結婚してしまったが、あの時おれが最終のバスが出る京都の駅前で……なんてことは、いま一緒に上海蟹を食べる女には話せないよな。あれから6年。聴けたとしても忘れられないかもしれないが、また「くるり」のライブには行こうと思う。思い切り泣いたり笑ったりしようぜ。終わり。