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ボーナス100億円ほしい

うんこ大附属

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2016年も残り1ヶ月。

冬のボーナスが入る。日経に載る平均賞与額と見比べて、嘆息する。給与明細の右端に乗っている本年の総支給欄、まあおれの年収を表すわけだが、そちらを見てもう一つため息が出る。

「もらえるだけマシだよ。」

先輩が言う。それは貰えなかった人が言うセリフだよ。おれはそう思いながら適当に同意する。難儀だな、と思う。

 

年末ジャンボを買う。おれだって一応はギャンブルをやる人間、宝くじが最悪のギャンブルだということは知っている。広大な砂漠のなかで米粒一つを探し出すようなもの。買うやつは情報弱者。だなんて昔は思っていた。いまはそんな天文学的数字に縋るほど、会社を、仕事を、この生活を辞めたい。数億円で穏やかな海を一望できる小高い丘に家を建てて、広い庭で大型犬と小型犬を走らせたい。バスケットゴールを置くのもいい。夏には満開の向日葵畑の向こうに花火が上がるはずだ。小汚いビルの一室で、上司に、客に、怒られて頭を下げながらそう思う。

 

12年ぶりに再録になったアジアンカンフージェネレーションの「ソルファ」を聴く。相変わらずいい曲ばかりだと思うが、声や歌い方が違いすぎて違うバンドのカバーのようだった。12年経てば唄う側も聞く側もそりゃ変わる。12年前、2004年にあたるのだろうが、「当時の青春時代に戻れました!」なんて感想がよく見受けられたが、当時のおれに青春なんてものはなかったので全く参考にならない。思い出がないのも難儀なら、マイナスな思い出しかないのも難儀な話だ。

 

年末年始は4日間しか休みがないと聞かされる。難儀すぎると思ったが、去年も4日だった。まあ、関東に帰って来る際は連絡くださいね。時間はなるべく作ります。一杯くらい奢りますよ。それでは。