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第61回有馬記念

競馬

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やはり有馬記念ウィークはいい。年の瀬の押し迫った独特の空気と、今年最後の大一番。毎年中山競馬場有馬記念を見に行ってはあまりの人の多さに辟易し、「もう二度と行かん」と誓っても、この時期が来るとやはりあの熱狂に身を委ねたくなるのは変わらない。12月25日。日本ダービーとはまた違う輝きが中山競馬場で鈍く光る。

第61回有馬記念、おれの◎はサトノダイヤモンドとする。理由は簡単だ。G1を勝てないと言われていたサトノ軍団が、同馬の菊花賞優勝を皮切りに香港と日本でG1を計3つも勝つ快挙。その流れに乗るだけだ。物事には流れってもんがある。そういう流れに逆らっちゃいけない。重賞を勝てないと言われていた石橋脩だって、一つ勝ってしまうと翌年には天皇賞ジョッキーになるくらいだ。おれでさえ、流れに乗れば久しぶりの麻雀でも国士無双をツモることもできる。もしかしたら未来では里見オーナーが、金子真人オーナーのようになっているかもしれないわけだし。忘れた頃に今年の春に頻発したルメール→池添、福永なんかが来ても不思議ではない。

サトノダイヤモンド。馬自身も強いわけで、弱メンの菊花賞を勝ってから有馬記念と言うと、2012のゴールドシップを思い出す。菊花賞有馬記念連勝はオルフェーヴルディープインパクトナリタブライアンなどそうそうたる三冠馬が思い浮かぶが、同ゴールドシップマンハッタンカフェでも達成している。サトノダイヤモンドもそのくらいだと思えばそう難しくはないだろう。

そして。2個前のエントリで書いた、おれの贔屓の武士沢友治がマルターズアポジーとともに有馬記念に出走してくる。聞けばトウショウナイト以来10年ぶり、2度目の出走だそうだ。

これは馬の出来不出来に関わらず、買わざるを得ない。10年前おれは高校生で、トウショウナイトの馬券を買うことができなかった。それから10年も経ったのだ。敷居が高いといえど、鬼籍へ入ったトウショウナイトの香典代わりでいくらか積むのも悪くない。8年ぶりに重賞を制した武士沢もそうだし、マルターズアポジーの父馬、ゴスホークケンのこともそうだ。朝日杯の一発屋種牡馬になり、中央でたった6頭しかいない子供の中から有馬記念にコマを進める産駒が出ると誰が思っただろう。馬柱に乗る「父・ゴスホークケン」の名前におれはいたく感動する。そういえば、父ゴスホークケンが輝いたのも師走の中山だった。寒空の中山に狂気の血が滾る。

相手にはやはり手堅いサウンズオブアースキタサンブラック、中山重賞を制しているヤマカツエース。前年の覇者、ゴールドアクターはどうか。

さあ、2分半の夢は12/25。クリスマス。15時25分発走。それでは、また。

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