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今週のレース:中山牝馬ステークス

競馬

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今週の目玉はG1へ格上げとなった4月の大阪杯へ向けての重要なステップ、金鯱賞。なのだが、今回はヴィクトリアマイルへのステップである中山牝馬ステークスを取り上げる。おれの誕生日が3月のこのくらいの時期に来るため、開催時期がコロコロ変わる金鯱賞より、だいたいこの時期にやる中山牝馬ステークスのほうに思い入れがあるからだ。


中山牝馬ステークス(G3)  中山11R 2009

今回は2009年の中山牝馬ステークス。これで引退となる2006年の桜花賞馬・キストゥヘヴンが快勝し、自らの花道を飾ったレースだ。なにを隠そうこのレース、おれが20歳になって初めて馬券を買い、しかも首尾よく的中したこともあり、思い出のレースのひとつとなっている。

この時おれは大学の3回生になろうとしていて、日曜だというのにサークル活動のため大学へ向かっていた。その道すがら、後楽園の場外で仕込んだ中山牝馬ステークスの馬券。15時になると部室を抜け出し、隣の小部屋で息を潜めながらガラケーワンセグを起動し、チャンネルをフジテレビに合わせたのだった。いやはや、何もかもが懐かしい。

レースのほうは内ラチを通ったキストゥヘヴンがトップハンデを跳ね返し優勝、2着には逃げた15番人気のピンクカメオが粘りきり、3着にも人気薄が飛び込んで3連単は130万。雨上がり後らしく荒れたようだ。

前述のとおり、おれはこのレースを当てた。◎キストゥヘヴンから、低迷の続いていたG1馬・ピンクカメオへ前日に降った大雨でぬかるむ馬場に、彼女が白のシャドーロールを泥で真っ黒に汚し、単勝7,600円・3連単が970万と大波乱で差し切ったあの大雨のNHKマイルカップを重ね、相手に買っていたのであった。惜しむらくは2万馬券となった馬連でなく、5千なんぼのワイドであったというところか。まあ、そんなこともいい思い出で、中山牝馬ステークスが来るたび思い出す。

さて、そんな懐かしい中山牝馬ステークスから今年で8年。10年経たずに、このレースでピンクカメオに乗っていた騎手は死んでしまったし、他にも3人が引退。勇退した調教師も何名か見受けられる。馬はもちろんだが、まさか7着入線のキャッチータイトルがG1を2勝する子を出すなどとも思うまい。

季節も相まって、ラストランを飾ったキストゥヘヴンに対し実況は「これが卒業式」と表現した。表現が適切かどうかはともかく、この時期は競馬界も別れの季節であるのは確かなことだ。8年前の記憶を懐かしみながら、今年もここが“卒業式”となるマジックタイムに◎を打つ。と来たら、相手にはピンクカメオのようにやはり低迷を続けるG1馬。さすがに本命は打てないが、先日鞭を置いたかつての主戦になんとか餞けを。

中山牝馬ステークス:◎マジックタイム

中山牝馬ステークス:☆メイショウマンボ